FC2カウンター FPGAの部屋 Vivado 2016.2 からVivado 2016.4 へアップグレード

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Vivado 2016.2 からVivado 2016.4 へアップグレード

昨日、Vivado 2016.4 が出たので、インストールを行った。

Vivado 2016.4 をインストールしたので、超音波距離センサで使っていたZYBO_0_162_7 フォルダのプロジェクトをVivado 2016.2 からVivado 2016.4 にアップグレードしてみることにした。Vivado 2016.2 から Vivado 2016.3 へのアップグレードは失敗しているので慎重に進めた。

まずは、ZYBO_0_162_7 フォルダのプロジェクトをコピー&ペーストして、ZYBO_0_164_7 フォルダと名前を変えた。

プロジェクトファイル xpr ファイルをダブルクリックして起動するとVivado 2016.4 が立ち上がった。

IP のアップグレードを行った。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_1_161220.png

このまま、ビットストリームの生成を行った。やはり、リソース使いすぎエラーが出た。Vivado 2016.3 と同じようだ。この辺は直す気がないのかな?
Vivado_2016_4_ZYBO_0_2_161220.png

まずは、ブロックデザインを作り直してみようと思う。ブロックデザインをTCLスクリプトにエクスポートしてから、いったん削除して、TCLスクリプト起動して再度作り直してみよう。

File メニューからExport -> Export Block Design を選択してTCLスクリプトを作成する。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_3_161220.png

Export Block Design ダイアログ。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_4_161220.png

これでTCLスクリプトがエクスポートしできたので、ZYBO_0_wapper.v とZYBO_0 ブロックデザインを削除しよう。その2つを選択して、右クリックメニューからRemove File form Project... を選択した。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_5_161220.png

Remove Sources ダイアログで、Also delete project local files/directories from disk にチェックを入れておくとファイルもディスクから消してくれる。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_6_161220.png

さて次にTCLスクリプトを起動してZYBO_0 ブロックデザインを作成する。
Tcl Console を選択して、 cd でプロジェクトのあるフォルダに移動する。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_7_161220.png

次に source ZYBO_0.tcl コマンドでZYBO_0 ブロックデザインを再生成する。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_8_161220.png

無事にブロックデザインが再生成された。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_9_161220.png

Address Editor も前のままだ。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_10_161220.png

これでビットストリームの生成を行ったところ、同様のエラーになってしまった。
やはりだめか。。。それじゃ、AXI4-Lite 用のAXI Interconnect を作り直してみよう。

AXI4-Lite 用のAXI Interconnect を削除した。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_11_161220.png

Run Connection Automation をクリックして、表示されたダイアログで、All Automation をチェックした。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_12_161220.png

AXI4-Lite 用のAXI Interconnect が生成された。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_13_161220.png

しかし、Address Editor のアドレスが変わっているので、修正した。最初にアドレスがかち合うと変更できないので、すべて43DX_0000 に変更してから、以前のアドレスに修正した。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_14_161220.png

修正後にビットストリームの生成を行った。成功した。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_15_161220.png

最初のブロックデザインの再生成が無駄か?というと、そうではない。実は、前に一度Vivado 2016.2 から Vivado 2016.4 へのアップグレードをやっていて、逆の手順でやったのだが、AXI4-Lite 用のAXI Interconnect を消してから再度生成しても、違うエラーが出てしまっていた。それでブロックデザインを消して、再生成したのだった。

ハードウェアをエクスポートして、SDKを立ち上げて、アプリケーション・プロジェクトを作り直した。
Vivado_2016_4_ZYBO_0_16_161220.png

これで、最初はベアメタル・アプリケーションでテストしたが、GDB でRun してもエラーが出てRun できなかった。System Debugge を選択しないとRun ができなかった。

SDK でFSBL を作り、BOOT.bin を作成した。devicetree.dtb はそのままで、Micro SD カードの BOOT.bin だけ入れ替えて、ZYBO に挿入して電源ON した。Ubuntu 上でも超音波距離センサのアプリケーションが起動して正常に距離を測定できた。カメラも表示できたので、完璧だ。
これでVivado 2016.2 からVivado 2016.4 にアップグレードできたようだ。
  1. 2016年12月21日 04:56 |
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