Linux 上のISE のSDK からデバイスツリーのソース(DTS)を生成する方法は
”SDKでDevice Treeを生成する2(SDKでxilinx.dtsを生成)”に書いた。今回は、Windows 10 上で、Vivado 2016.4 のSDKでデバイスツリーのソース(DTS)を生成してみよう。
自分のブログを参考しても良いのだが、ISE のSDK なので、”
blog 渓鉄”さんの”
Xilinx SDKでDevice Treeを生成する”を参考にさせて頂きます。
SDK は、”
Vivado HLS で生成した AXI4 Master DMA IP を使用したカメラ画像表示システム”のSDK をそのまま使用する。
最初に、ブラウザで”
Xilinx/device-tree-xlnx”を開く。

Clone of download ボタンをクリックして、Download ZIP ボタンをクリックする。
device-tree-xlnx-master.zip ファイルがダウンロードできるので、適当なフォルダを選択し、保存ボタンをクリックしてセーブする。

device-tree-xlnx-master.zip ファイルをダブルクリックすると、圧縮ファイル上のフォルダが見えるので、そのdevice-tree-xlnx-master フォルダを適当なフォルダにドラック&ドロップする。

SDK 2016.4 で、Xilinx Tools -> Repositories を選択する。

開いたダイアログのLocal Repositories で、New... ボタンをクリックする。

先ほどダウンロードして解凍したdevice-tree-xlnx-master フォルダを選択する。

Local Repositories にdevice-tree-xlnx-master フォルダのパスが入った。

OK ボタンをクリックするとSDK に戻った。

File メニューからNew -> Board Support Package を選択した。

Xilinx Board Support Package Project ダイアログが表示された。

Board Support Package OS にdevice_tree が増えているので、それを選択した。Finish ボタンをクリックした。
Board Support Package Settings が開いた。
最初はOverview 画面だ。

device_tree をクリックした。

DTS ファイルは分割されるようだ。
drivers をクリックした。

SDK に戻ると、device_tree_bsp_0 ができていて、下に示すファイルができていた。
pcw.dtsi
pl.dtsi
skeleton.dtsi
system-top.dts
system.dts
zynq-7000.dts
- 2017年03月26日 04:38 |
- Vivado
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